2017/01/19 23:30

▼ 冬にオススメしたい、梅 ume ウメ

 日本古来の健康食「梅干」は汗をかく夏に食べたくなる食材ですが、

殺菌効果や血行を良くする機能があるので冬にもオススメしたい食材です。

中でも「梅酢(うめす)」は手軽に使えてリーズナブルです。

 

▼ 金色に輝く 魔法の(ような)液体

「梅酢」とは梅の実をお塩で漬けた時に梅から出てくる黄金色の液体です。

一般的には「白梅酢(しろうめず)」と呼ばれています。

赤じそを梅酢でもんだ時にでてくる赤い液体を「赤梅酢(あかうめす)」と呼びます。

(上の画像でいうと、梅の実が浮いている液体が梅酢です)

私たち和歌山県みなべ町の梅農家はあまり、しそ漬けの梅を漬けないので赤梅酢はあまりつくりません。

 

6月に収穫した南高梅を塩で漬け込みます。

 

数日で、お塩の効果で梅の実から液体がでてお塩が溶け出し「梅酢」が出てきます。

「酢」と呼んでいますが、酢酸発酵はしていないので、実際はお酢ではありません。

しょっぱい液体です。

(諸説ありますが、昔はお酢として使われていたとか)

以前は梅農家はこの「梅酢」を廃棄していましたが、

近年梅干とほぼ同じ良い成分が含まれている事が判明し、見直されています。

クエン酸はもちろん、リンゴ酸、梅酢ポリフェノールなど体に良い成分が沢山入ってるんですよ。

 

そして、使い方もとってもカジュアル!難しくない!

おにぎりの手水にしたり、古いお米を炊く時に炊飯器に少し入れるとツヤツヤもちもちのご飯が炊きあがります。

コップ1杯のお水に「梅酢」を少し入れてうがいをすると、殺菌効果が強いのでインフルエンザ予防になるのです。

 

▼ 小さいお子様がいるご家庭に!薬より天然のうがい薬でうがいを!

 冬場は、小さいお子様がいるご家庭での風邪予防に使ってほしいです。

 

梅農家の生活の知恵「梅酢」のうがいを是非、全国の皆様に試していただきたいです。

私たちはこのうがいで、風邪知らずで元気です!

酢とありますが、穀物酢ではなくしょっぱいです。

お料理の隠し味やサラダのドレッシングなど使い道がいっぱいです!

500㎖入りなので、割りと色々と使えます。

 

是非、冬にも梅!で健やかな冬を過ごしてくださいね。